宮浦ギャラリー六区
瀬戸内「百年観光」資料館 開館のお知らせ
写真: 宮脇慎太郎
2019年9月から始まったプロジェクト≪瀬戸内「 」資料館≫は、直島・宮浦ギャラリー六区にて、新たな展示≪瀬戸内「百年観光」資料館≫を2020年7月4日(土)より公開します。
アーティスト・下道基行が監修する≪瀬戸内「 」資料館≫は、瀬戸内海地域の景観、風土、民俗、歴史などについて、そこに住む人々、関わりを持つ人々とともに、各分野の専門家も交え、調査、収集、展示し、語り合う場として構想しました。一連の営みは記録として保存し、さらに次の展開に活用していきます。
昨夏に続く第二回は≪瀬戸内「百年観光」資料館≫と題し、直島を中心とした瀬戸内海の観光の変遷をテーマに展示を行います。1900年代初頭から2020年まで、およそ百年間の瀬戸内の観光史を俯瞰します。調査のなかでアーティストは、旅行本や古地図、島の方々から提供いただいた資料に出合い、現在から過去へ遡るように空間内に配置しました。
本展示を通して、この地を訪れた人々がどのように瀬戸内海を体験し、受容していったのかを振り返るとともに、私たちの現在地と歴史の繋がりをたぐり寄せ、知る過程を、来館する方々と共有できることを期待しています。
■瀬戸内「百年観光」資料館
開催期間:2020年7月4日 ~ 8月29日のうち土曜日のみ開館 開館カレンダー
開館時間:13:00~16:30
鑑賞料金:無料